2つの競馬場で外厩資格を取得!下河辺トレセンの3つの特徴

下河辺牧場が運営する施設には「下河辺トレーニングセンター」というものがあります。静内、三石、千葉の3か所にありますが、「下河辺トレーニングセンター」と言えば主に千葉の香取市にあるものを指します。

「下河辺トレセン」では1歳馬の育成や現役の競走馬の放牧や治療、休養、トレーニングを中心に行っています。

平成20年には大井競馬場と船橋競馬場の認定厩舎(外厩)の資格を取得しました。「下河辺トレーニングセンター」で仕上げた競走馬を当日輸送でレースに出走させています。

今回はその「下河辺トレセン」について掘り下げて紹介していきたいと思います。どんな施設でどんな特徴があるのかなど興味がある人は是非読んでみてください♪

 

下河辺牧場について

下河辺トレセンを紹介する前にまずは下河辺牧場について解説していきたいと思います。下河辺牧場は北海道沙流郡日高町福満に本場を置く有限会社の競走馬の生産牧場です。現在の代表者は下河辺行雄さんで、馬主としても中央競馬、地方競馬に登録されています。勝負服の柄は白で赤袖となっています。

1933年に初代の代表者「下河辺孫一さん」が千葉の香取郡、今の成田市にて牧場を開場します。その後1966年には北海道の沙流郡門別町、今の日高町にも牧場を開場します。1975年には成田空港の建設に伴い千葉県香取郡栗源町、今の香取市に移転をします。成田空港が近いことから海外からの競走馬なども受け入れやすくなっています。

1991年には生産馬であるナリタハヤブサがJRA賞最優秀ダートホースとなり、その名を轟かせます。他にも主な生産馬として牝馬三冠を果たした「スティルインラブ」や2014年のマイルチャンピオンシップを制覇した「ダノンシャーク」、そして2017年の菊花賞を勝った「奇跡」などがいます。

下河辺トレーニングセンターについて

冒頭でも軽くご紹介しましたが「下河辺トレーニングセンター」について紹介していきたいと思います。1歳馬の馴致育成や現役で活躍している競走馬の「放牧」「治療」「休養」「トレーニング」を中心に行っており、10日前入厩(JRAのレース10日前までの調整)にも対応しています。

当場所有の繁殖牝馬による生産も行っています。産駒はセレクトセールやHBA北海道市場、千葉サラブレッドセールなどに積極的に参加しています。

また平成20年には大井競馬場と船橋競馬場の認定厩舎(外厩)の資格も取得しており、下河辺トレセンで仕上げた競走馬を当日輸送でレースへと出走させることが可能となりました。

9.9haの広大土地を利用し多くの施設があります。

  • ダートコース(850m、幅員10m):1周850mで幅は10mのダートトラックコースになります。馬の調教効果を高めるために平成24年1月に良質な砂をトラック全来に追加しました。よりクッションを効かせることにより馬をもっと鍛えることができるコースへと変貌を遂げました。幅も広く設計されているため併走しても余裕があるコースです。
  • 坂路馬場(300m、幅員7m):全長300mで幅が7mの坂路コースです。ダートコースと併用して使用します。育成する馬にも比較的早い時期から使用することで前進気勢と後駆の強化を図ることができます。
  • 角馬場(外周200m):主に本馬場調教へ入る前の準備運動を行うことができます。八の字痩躯ができるように設計されていますが、このことで左右のバランスをよく体をほぐすことができます。
  • サンシャインパドック60個:休養をする競走馬や著しく成長をしている若い馬には日光浴が大切だと考えています。そのため静かな環境で馬のリラックスさせ、さらい日光浴によって骨の発育も進めることができます。
  • 放牧地5面:定期的に更新・施肥を実施し、良質の青草が育つよう管理しています。当歳馬および1歳馬は昼夜放牧も行います。
  • ウォーキングマシン2基:騎乗前に準備運動のために使われることや、調教後のクーリングダウンにも使われます。中の壁はゴム板で覆われていてケガを防止する作りとなっています。
  • 練習用ゲート:3つのゲートが用意されています。それぞれ異なった幅となっておりゲート試験を合格できるようにゲート訓練を行うことができます。
  • ウォータートレッドミル:競走馬の運動やリハビリに使用する施設です。

主に以上のような施設があります。そこまで大きなトレセンではないものの、地方競馬の外厩にも認定されており注目度は上がって来ています。

外厩について

認定厩舎、今の競馬界では「外厩」と呼ばれる馬の調子を整えるための施設があることをご存知でしょうか?中央競馬でも注目を集めており、「ノーザンファーム天栄」や「ノーザンファームしがらき」に馬を預けると魔法がかかったかのようにレースで実力を出すことができると話題になっています。

基本的にレース前は栗東や美浦のトレセンに馬を入れることがほとんどでしたが、実は栗東や美浦のトレセンは馬にとってはストレスが多くかかる場所でした。レース前の興奮状態の馬が多数いるため、決して居心地が良いとは言えない環境なのです。また各厩舎ごとに預けることができる馬の数も決まっているため、溢れる馬は遠く離れた牧場に放牧することが多くありました。

輸送などでストレスを感じることが多く昔は放牧から復帰した1レース目は実力を出すことが難しいとされ、良い成績を残すことがあまりないと言われていました。そこで外厩の出番がやってきます。

外厩は栗東や美浦のトレセンと牧場の丁度間くらいの施設だと考えて良いと思います。馬にストレスを与えないように、預かる馬の数は少なく設定されています。またしっかりとしたトレーニングを行うことができるため、レース前の競走馬にはうってつけの環境を作り出しています。レース会場に近いことが多く、輸送時のストレスもなるべく減らしているため昔のように放牧後の馬は切りと言った常識がなくなりました。

下河辺トレーニングセンターの3つの特徴

下河辺トレーニングセンターの施設などはご紹介しましたが、他のトレセンとは違う特徴を3つに分けて解説していきたいと思います。

下河辺トレーニングセンターの特徴その1:認定厩舎(外厩)の資格を取得

下河辺トレーニングセンターは平成20年、2008年に南関東競馬にて認定厩舎(外厩)の資格を取得しました。現在は船橋・松代眞厩舎および川崎・山崎裕也厩舎に所属しており、認定厩舎の指定を受けた牧場からは競走馬を直接レースに出走させることができるようになっています。中央競馬だけではなく地方競馬でも外厩の注目度は上がっているため、下河辺トレセンを利用する競走馬は増加しています。
当牧場にて調教・追い切りを実施し、レース当日に競馬場へ輸送でき当牧場スタッフが装鞍からパドック、ゲートインまで担当します。レース後は、その日のうちに牧場へと戻ります。

過去3年間の下河辺トレセン外厩に預けた馬の成績がコチラです

  • 2016年:「1着・11回」「2着・5回」「3着・1回」「着外・33回」「勝率22.0%」「連対率・32.0%」「3着内率・34.0%」
  • 2017年:「1着・6回」「2着・7回」「3着・9回」「着外・41回」「勝率9.5%」「連対率・20.6%」「3着内率・34.9%」
  • 2018年:「1着・10回」「2着・11回」「3着・4回」「着外・29回」「勝率18.5%」「連対率・38.9%」「3着内率・46.3%」

となっています。2017年では成績を落としてしまいますが、2018年では2016年を上回る良い結果を残しています。

下河辺トレーニングセンターの特徴その2:ウォータートレッドミルを所有

ウォータートレッドミル(アエロホース)は、プール内でトレッドミル(ベルトコンベア状の運動器具)による運動ができる設備です。遊泳プールと異なり、馬は肩まで水に浸かり、浮力によって体重が40%程軽減された状態で、しっかりとした接地トレーニングが可能です。足元に負担をかける事なく、屈腱炎および骨折休養明けの、騎乗する前段階でのリハビリに効果的です。またスパ・ジェットを装備しており、水の抵抗も相まってマッサージ効果も期待できます。

下河辺トレーニングセンターの特徴その3:着地免疫

海外セールなどで馬を購買し日本に輸入する際は、到着した日本の空港の近くにて11日間の隔離検疫を行い、その後別の場所にて3ヵ月間の着地検疫が義務付けられています。下河辺トレーニングセンターは成田国際空港から車で30分弱という好立地にあり、長距離輸送・隔離検疫を終えた馬をストレスなく輸送して来ることが可能です。3ヵ月間の着地検疫期間中も当牧場にて育成およびトレーニングを続行でき、スムーズな入厩を可能にしています。

2014年、アメリカBarrettsのMarch Select Sale(2歳トレーニングセール)で落札・輸入後、当牧場で着地検疫を行ったルックスザットキル(4歳 牡 鹿毛)は、優駿スプリント(大井 OP 1200m)を含む重賞3勝を挙げ、現在種牡馬として活躍中です。

まとめ

今回の記事では下河辺トレーニングセンターについてご紹介させていただきました。3つの特徴を紹介しましたが、中でも認定厩舎になったことが大きな特徴だと思います。恐らく今後の競馬で外厩の注目度はもっと上がっていくと思われます。中央競馬だけではなく地方競馬でも外厩からレースに出場している競走馬は軽視することはできないと思います。

様々な施設があり、馬のトレーニングに適しているだけではなく、環境が良い事も売りの一つですね。周りに余計なものが無いためとても静かな環境を実現しています。

また地方のトレーニングセンターでは、競馬ファンでも気軽に調教風景などを見ることができます。地方だろうと中央競馬だろうとサラブレッドはとても立派で見応えがあると思います。興味がある人は是非訪れてみてください♪

競馬トレセン(美浦、栗東)の基本情報まとめ!アクセス・坂路・事件について

皆さんはトレセンの事をどれ位知っていますか?トレセンとはトレーニングセンターの略称で、調教場と呼ばれる事もある施設ですが、トレセンの事をしっかりと理解しておく事は競馬を楽しむ上では必須で、トレセンの事を理解しておくと競馬予想にも有利に働く事があります。競馬を楽しむ上で最低限覚えておきたい、トレセンにおける基本情報をご説明しておきましょう。

競馬のトレセンとは?

トレセンとは競走馬の管理と調教を行う各競馬施行体が建設した施設の事を指します。トレーニングセンターを略してトレセン。日本国外の同様の施設は調教場とも呼ばれます。一般的にはトレセン内に、競走馬を管理する為の厩舎と調教用の施設があり、調教ルームが存在しています。調教師や騎手などの住居区画が存在している場合もあります。

中央競馬には東西で計2箇所のトレセンが存在しています。

  • 美浦トレーニングセンター
  • 栗東トレーニングセンター

一般的には美浦の厩舎に所属する馬を関東馬で、栗東に所属する馬を関西馬と呼びます。中央競馬のトレセンであるこの2つの施設には、芝コース、ダートコース、ウッドチップコース、坂路コース、全天候型コース、調教用プール、軽めのウォーミングアップを行う為の馬場など、数多くのコースが備えられていて、地方競馬のトレセンとは遥かに充実した施設を誇っています。

しかし近年ではトレセン以外の場所で馬を鍛える事が主流になってきています。いわゆる『外厩』を利用する馬の活躍が目立ってきていて、その代表的なものがノーザンファームが誇る東西2つの施設。関西のしがらきと関東の天栄です。どちらもJRAのトレセンよりも遥かに優れた施設が導入されていて、競馬界に新たな旋風を巻き起こしています。

美浦トレセンの基本情報

中央競馬が所持する東の美浦トレセンは昭和53年4月に開設されました。約224万平方メートルという広大な敷地に、南北2つのトラック型調教コース、1200mの坂路調教場、スイミングプール、森林馬道といった数多くの調教施設があります。約100の厩舎があり、常時2000頭を越える競走馬が毎日レースに向けてトレーニングを行っています。

美浦トレセンで働く人達

広大な敷地面積を持つ美浦トレセンには数多くの人達が馬のトレーニングを円滑に行う為に毎日24時間体勢で働いています。ちなみに調教時間は季節により変わります。

  • 夏:午前5時~9時半
  • 春&秋:午前6時~10時半
  • 冬:午前7時~11時半

馬は寒さに強く暑さに弱いので、競走馬達に適した気温の中で調教を行う事ができるように、季節により調教の開始時間が変化していくという訳です。

更に、広大な敷地面積と設備が整う美浦トレセンに働いている人達の割合を紹介していきます。

  • 騎手:約70人
  • 調教師:約100人
  • 調教助手:約750人
  • 厩務員:約460人

約100の厩舎があり常時2000頭の競走馬を支えるにはこれだけの膨大な数の人たちの力が必要であるという訳です。調教師の人は厩舎経営を行っていて、厩務員や調教助手の方達を雇っているという関係性になります。交代で泊り込みで馬のお世話をしています。

美浦トレセンへの交通アクセス

引用元:http://www.jra.go.jp/facilities/tc/miho/access/

  • 〒300-0493 茨城県稲敷郡美浦村大字美駒2500-2
  • 電話番号:029-885-2111(9時30分から16時30分〔月曜・火曜日を除く〕)

【車で行く場合】

  • 常磐道 桜土浦ICより約23キロメートル(35分)
  • 圏央道 稲敷ICより約8キロメートル(15分)
  • 圏央道 阿見東ICより約8キロメートル(15分)

【交通機関の利用】

  • JR常磐線土浦駅よりJRバス江戸崎行きにて「トレセン前」下車(40分)

美浦トレセンの坂路調教コース

引用元:http://jra.jp/facilities/tc/miho/guide/

美浦トレセンの坂路調教コースの全長は1200mで計測可能距離は800メートル、幅員12メートルで高低差は18メートルです。美浦トレセンには実際のレースを想定した楕円形の馬場に加えて、直線の急斜面を使ったトレーニングが行える坂路コースがあります。坂路を駆け上がる事により、比較的軽い運動でも平地の強い運動と同等の運動効果を上げる事が可能です。

激しいトレーニングで馬にストレスがかからないように、自然の景観を損なわないような作りになっているのが特徴です。豊かな自然はトレーニングでイライラしがちな馬の心を和らげる事ができるのです。

美浦トレセン内で過去におきた事件

美浦トレセンで調教助手として働いていた矢作博氏が傷害の疑いで逮捕されたのは2013年8月31日。前代未聞の刃傷沙汰がトレセン内で起きたとして話題になった事件を振り返ってみたいと思います。事件が起きたのは8月31日午前8時40分頃。美浦トレセン所在の厩舎で同僚厩務員の男性の左手や首を厩舎にあった刃渡り約12センチの包丁で切り、全治10日のケガを負わせたとして、矢作博氏が傷害の疑いで逮捕されました。

矢作博と男性は仕事上の意見の相違から口論となり、そのままもみ合いに。興奮した矢作博はエサの野菜を切ったり縄を切ったりする時に使う備え付けの包丁を思わず手に取りきりつけたという事です。騒ぎに駆けつけた別の同僚男性が110番通報をして逮捕となりした。

栗東トレセンの基本情報

中央競馬が所持する西の栗東トレセンは約150万平方メートルの敷地面積(美浦トレセンより狭い)で、6つのトラック型調教コース、全長約1キロメートルの坂路調教コース、競走馬専用スイミングプールといった様々な調教施設を有しています。

栗東トレセンで働く人達

栗東トレセンも美浦トレセン同様に調教開始時間は季節により変わっていきます。寒さに強く暑さに弱いという馬の特徴を理解して適切な時間帯に調教を開始するのです。ちなみに栗東トレセンには約1400名の厩舎スタッフが働いていると言われています。

  • 騎手:約70人
  • 調教師:約100人
  • 調教助手:約950人
  • 厩務員:約250人

騎手がトレセン内にいる理由は、騎手の方は騎乗依頼されると日々の調教時にも騎乗するからです。騎手の方は本番のレースだけに乗るのではなく、調教でも馬に乗り、その競走馬がどのような走りをする馬なのかという事を事前に確認しておく必要があるのです。

栗東トレセンへの交通アクセス

引用元:http://www.jra.go.jp/facilities/tc/rittou/access/

  • 〒520-3085 滋賀県栗東市御園1028
  • 電話:077-558-0101(月曜・火曜・年末年始を除く 10時から12時、13時から16時30分)

【車利用の場合】

  • 名神高速道路 栗東インターチェンジより約15分

【公共交通機関利用の場合】

  • JR琵琶湖線(東海道本線)草津駅下車 東口からタクシーで約20分、バスで約30分(金勝公民館行事務所前下車)

栗東トレセンの坂路コース

引用元:http://www.jra.go.jp/facilities/tc/rittou/guide/

栗東トレセンの坂路コースは全長1,085メートル、幅員7メートル、高低差32メートル、上り勾配はスタートから300メートルまでは2.0%(約11度)、続く570メートルは3.5%(約2.0度)、100メートルは4.5%(約2.6度)、最後115メートルで1.25%(約0.7度)。

敷材にウッドチップを利用しています。多い日は1日で1000頭が利用するという位に多くの馬の調教を行っているコースで、坂路の調教タイムはICチップを用いて計測していて、調教参考タイムという事でマスコミ等に発表している事から多くの人が競馬予想の参考にしています。

栗東トレセンで過去におきた事件

2015年1月9日午前7時10分頃、栗東トレセンで調教助手の鹿戸博之さんが落馬し、胸などを強く打って意識不明の重体となる事故が発生しました。鹿戸博之さんはダートコースで競走馬の調教を行っていた所、乗っていた馬の鞍がずれてバランスを崩し、投げ出される格好になったが、右足から鐙が外れずに約400メートル引きずられたという事です。

そしてもう一つある有名な事件がJRA元騎手の小島貞博調教師の自殺です。騎手時代に史上10人目の日本ダービー2勝(1992年ミホノブルボン、95年タヤスツヨシ)、ブルボンではクラシック“準3冠”(菊花賞は2着)を達成した有名人でしたが、自殺する前日に夫人に自殺をほのめかす電話を入れた後、栗東トレセン内の自厩舎の2回で首をつって自殺しました。親族が負った多額の借金を肩代わりしていて、自身の厩舎の従業員への給料支払いが遅れるなど厩舎の経営状態も逼迫していた事が原因ではないかと言われています。トレセン内では翌日に控えた調教師免許更新ができないのではないかと噂されていて、それが引き金になったと見られています。なんとも痛ましい事件です。

まとめ

競走馬があれだけ早く走り我々を魅了してくれるのは、毎日24時間体勢で働くトレセンのお陰。最近では直前トレーニングした施設はどこなのか、それを判断基準にして馬券予想をするという事も多くあり、外厩で参加する競走馬の強さが目立ってきている時代でもあります。

トレセン内での調教結果を見て馬券予想をするのも競馬の楽しみの一つでもあります。見学施設もあったり、馬の普段見れないトレーニングの様子を見る事ができるのも楽しみ方の一つですが、トレセン内でのトレーニングの様子や結果を馬券予想の一つに入れてみるのも良いかもしれませんね。競馬を楽しむのであればトレセンを知っておく事は最低限必要な知識です。中央競馬が運営する美浦トレセンと栗東トレセンの事はしっかりと知識として覚えておきましょうね!

香港競馬が賭博禁止の中国本土に巨大トレセンを建設した1つの理由

日本には中央競馬(JRA)と地方競馬という競馬団体がありますが、お隣の香港でも香港ジョッキークラブという香港における競馬の競技団体があります。香港ジョッキークラブは2018年8月28日に、中国広東省に建設していた従化競馬場をオープンさせました。この競馬場は馬の訓練とケアをする優れた施設を兼ね備えている事で知られています。

しかし中国本土では馬券発売は法律で禁止されています。それなのに何故香港ジョッキークラブは中国本土に従化競馬場を建設したのか…そのたった一つの理由と、香港競馬が建設した巨大トレセンである従化競馬場の魅力に迫ってみたいと思います。

香港ジョッキークラブの基本情報

香港競馬の競技団体である香港ジョッキークラブは1884年に前身の「ロイヤル香港ジョッキークラブ」として統括団体が発足され、1997年にイギリス領から中国に返還されるタイミングで名称からロイヤルを外し、今の名前になりました。香港ジョッキークラブが香港内で所持している競馬場は2つ。

  • 沙田競馬場(シャティン競馬場)
  • ハッピーバレー競馬場

この2箇所で競馬レースを行っていて、原則として毎週水曜日にハッピーバレーでのナイター開催、週末はどちらかの競馬場で日中開催が行われるのが通例となっています。特に注目すべきレースは、シャンティ競馬場で開催されている香港国際競走(12月)とクイーンエリザベス2世カップ(4月)で、この2レースは香港を代表する国際招待競争として有名で、世界中から強豪馬が多数参戦する事で知られています。

競馬の売上は年々低下

香港ジョッキークラブは隣接するマカオで行われている競馬の主催団体であるマカオジョッキークラブとの交流が行われるようになりマカオ地区での香港開催レースの場外発売を委託しています。しかし香港ジョッキークラブの競馬の売上は年々低下しています。香港ジョッキークラブは宝くじ六合彩や、国外で行われているサッカーへのサッカーくじなどの賭博すべての胴元となっており、競馬の売り上げが次第に低下してきたこともあって、最近ではサッカーくじの発売額が、ジョッキークラブの総売り上げでも大きなウエイトを占めるようになっています。

クイーンエリザベス2世カップ

香港で開催されているクイーンエリザベス2世カップは国際招待競争レースとして有名で、世界各国の有名馬が参戦する事でも知られています。優勝賞金は1368万香港ドルで日本円で約1億8900万円という高額なレースで、格付けは当然G1です。1975年から開催されているレースで、今まで日本馬は4頭で5回優勝しています。過去に優勝した事のある日本馬は…

  • 2002年&2003年:エイシンプレストン
  • 2012年:ルーラーシップ
  • 2017年:ネオリアリズム
  • 2019年:ウインブライト

特に有名なのがエイシンプレストンの2連覇です。このレースで2連覇した事がある馬は現在においてもエイシンプレストンだけという快挙を達成しています。騎手は福永さんです。

香港国際競走

香港国際競走は毎年12月第2週に開催されている競馬イベントシリーズのメインイベントです。香港競馬年度シーズン前半最大のイベントで、4つの異なるG1レースが同日に開催され、世界各国から有名馬が参戦する事で知られています。それぞれのレースと賞金額は以下のようになっています。

  • 香港ヴァーズ:芝2400m、2000万香港ドル
  • 香港スプリント:芝1200m、2000万香港ドル
  • 香港マイル:芝1600m、2500万香港ドル
  • 香港カップ:芝2000m、2800万香港ドル

2001年の開催では香港マイルをエイシンプレストンが、香港ヴァーズをステイゴールドが、香港カップをアグネスデジタルが制覇し日本調教馬による同一開催日G1競走3勝を成し遂げています。

1日で以上のG1レースが全て同日に開催されます。日本馬の優勝も多く、香港スプリントだけ長らく日本馬の優勝がありませんでしたが、2012年にロードカナロアが制覇しました。これにより香港国際競争全てで日本調教馬が勝利を挙げています。

従化競馬場の基本情報

香港ジョッキークラブは中国広東省に従化競馬場という競馬場をオープンしました。この競馬場はレースをするだけではなく、馬の訓練とケアを行うトレセンとしての施設も兼ね備えています。中国本土に建設した理由なども説明していきましょう。

37億香港ドルで巨大施設を建設

香港ジョッキークラブの新たな調教拠点となる広大な競馬場として誕生したのが従化(ツォンファー)競馬場です。広さは150万平方メートルで東京ドーム約32個分。メインコースとなる右回りの芝コースは1周2000メートルで直線は約400メートルです。内側にある2つのオールウェザートラック、レイアウトはシャンティン競馬場に似せて建設されました。

敷地の一角には全長1100メートルの芝の坂路コースも設けられています。香港ジョッキークラブの建設費用に投じた金額は37億香港ドル(約526億円)と巨額です。香港ジョッキークラブ会長のサイモン・イップ教授は、開会式にて、同施設について以下のようにコメントしています。

香港ジョッキークラブは、競馬競技の世界的リーダーであり、世界のいくつかのトップ競走馬のホームでもあります。従化競馬場は、我々のレースレベルの卓越性を高めることを可能にするでしょう。本土初の世界トップクラスの馬の病院や、馬の訓練とケアの優れた施設を持っています。従化区は空気と水の質も高く、高い環境基準を持っています。馬を訓練する絶好の場所と言えます。

中華人民共和国広東省広州市の市轄区である従化区に位置していて、広州から車で約1時間、香港にあるシャンティン競馬場から車で約4時間半の場所に位置しています。広大な施設に様々なトレーニング施設があるだけでなく、最大650頭の競走馬を収容可能な厩舎も兼ね備えています。

賭博禁止なのに何故中国に建設した?たった1つの理由

中国本土では馬券発売が禁止されている為、中国本土に建設した従化競馬場では馬券を発売する事ができません。馬券発売を伴わない競馬レースも既に開催されています。競馬場は馬券を買ってもらわないとお金を稼ぐ事ができないのにも関わらず何故37億香港ドルという巨額を投じてでも中国本土に競馬場を建設したのか…その理由はたった一つです。

『中国本土の馬券販売解禁を見越した先行投資』…これが香港ジョッキークラブが巨額と投じて中国本土に競馬場を建設したたった一つの理由です。ちなみに中国本土では2018年1月に公安部から賭博犯罪の取り締まり強化号令を発令したばかり。夏に開催されるワールドカップロシア大会時には広東省だけでな賭博容疑により540人が逮捕されていて、現金44億円が凍結されたと言われています。賭博取締り強化の流れが進む中国で果たして本当に競馬でのギャンブルが解禁されるのでしょうか…という疑問点はあります。

しかし中国は昔は競馬場がありました。90年代には広州と北京に競馬場が建設されていて、馬券の発売もされていたという過去があります。しかしその後場外賭博行為が激しくなった事が影響し、競馬場は営業停止となり現在に至ります。2000年台初頭に再び競馬解禁の提案が出て、非賭博性のレースが開催されるなど競馬復活の流れは出始めているものの、禁止と解禁を繰り返している事から、中国で競馬が完全に解禁される道のりは長いと言われています。

香港ジョッキークラブCEOであるウィンフリード・エンゲルブレヒト-ブレスケス氏が、昨年12月に行った競馬記者との懇談の席で公表した内容によると、従化競馬場がある従化という地区は温泉が出るリゾート地として知られており、観光資源の1つとして競馬が根付くことを将来的な目標としていると語っています。どちらにせよ中国本土で競馬が解禁されない限りは、膨大な建設費用を回収する事はできないと言われています。果たしてこの決断がどうなるか…。

5レースが中国で開催

引用元:http://japanese.china.org.cn/photos/2018-08/29/content_60873083_2.htm

香港ジョッキークラブは2019年3月23日に中国本土で正式にレースを施行しました。観客の中には地元政府の高官の姿も見られたと言われています。従化競馬場の芝コースにて5つのエキシビジョンレースが開催され、午後の豪雨以外は何の支障もなく開催されました。もちろん馬券の発売はありません。

香港ジョッキークラブのCEOウィンフリード・エンゲルブレヒト-ブレスケス氏は「これは歴史的瞬間で、大成功を収めました。長い道のりでしたが、この結果に満足しています」と語り、広州周辺から約3500人の観客が競馬場に足を運んだと言われています。

観戦した香港の行政長官であるキャリー・ラム氏は「本日の競馬開催は、中国本土に世界レベルの馬スポーツをもたらす新しい時代の幕開けです」と語り、中国本土で世界クラスの馬の専門家を育て、中国の馬スポーツの継続的な成長を確かにする為に香港政府と強調すると語っています。「本日の競馬開催は目覚ましいものでした。HKJCと従化区の自治体が共同で組織しただけでなく、香港政府と広東省の高いレベルの協力体制の称賛すべき見本にもなりました」とも話しました。

まとめ

香港ジョッキークラブがなぜ賭博禁止の中国本土に莫大な予算をつぎ込み従化競馬場を建設したのか…その理由を理解してもらえたでしょうか。中国本土では今まで何度も競馬の開始、中止を繰り返しています。中国で競馬がスタートされれば、人口が多い事もあり多くの利益を得る事ができます。その先行投資として香港競馬は中国本土で競馬場を建設し、中国競馬の発展に尽力しようとしているのです。

従化競馬場はトレセンとしても優秀な施設を多く備えていて、世界で活躍する馬を中国本土で育成するという夢を抱えています。これからの香港競馬、さらに中国競馬からは目が離せないと言えるでしょう。

川崎競馬トレセン小向厩舎の個性的な3つの特徴を紹介!

競走馬のトレーニング施設であるトレセンとして皆さんが知っているのは、中央競馬の美浦と栗東、ノーザンファームのしがらきと天栄が有名ですが、地方競馬にもレース前に滞在するトレセン施設は沢山あります。その中でもこちらの記事では、地方競馬の川崎競馬場のトレセン施設である小向厩舎の情報をご紹介していきたいと思います。

地方競馬のトレセン

競走馬の管理と調教、別名では調教場とも呼ばれるトレセン。現代競馬において欠かす事ができない施設ですが、中央競馬だけでなく地方競馬にも勿論トレセンは数多く存在しています。中央競馬と比較すると設備などは整っていませんし敷地面積も狭いのですが、それが高じて普通のトレセンとは違う趣を醸しだしていて、一部ファンなどからは馬のトレーニング風景を見る事ができると好評を得ている所も多いのです。

地方競馬では競馬場の周辺環境の変化や競走馬の収容能力の問題から、競馬場とは別にトレセンを設置している所がとても多いのです。基本的には競走馬のトレーニングの施設ではあるものの、一部区域では一般客に向けた場外馬券売場を設定している所もあれば、グラウンドなどが併設されていて一般解放しているトレセンもあります。

  • 野田トレーニングセンター(埼玉県さいたま市緑区・浦和競馬場)
  • 小林牧場(千葉県印西市・大井競馬場)
  • 小向厩舎(神奈川県川崎市幸区・川崎競馬場)
  • 弥富トレーニングセンター(愛知県弥富市・名古屋競馬場)
  • 兵庫県立西脇馬事公苑(兵庫県西脇市・園田競馬場、姫路競馬場)

以上5つが現在の地方競馬のトレセンです。しかし南関東地区における認定厩舎は拡大していて、

  • 境共同トレーニングセンター(群馬県伊勢崎市境上渕名)
  • 下河邉トレーニングセンター(千葉県香取市高萩)
  • 有限会社ミッドウェイファーム(茨城県行方市蔵川)
  • NAR地方競馬教養センター(栃木県那須塩原市接骨木)
  • 大東牧場(千葉県市原市西国吉)
  • 有限会社エスティファーム小見川(千葉県香取市小見川)

以上の厩舎も認定厩舎とされています。競走馬の収容能力の問題から、これからも認定厩舎は地方競馬が活性化していけばしていく程に増えていくと言われています。

川崎競馬場の基本情報

地方競馬におけるトレセンの役割や生い立ちなどを上で説明してきましたが、こちらの記事で紹介したい川崎競馬場の基本情報についてまずは説明していきたいと思います。川崎競馬場は地方競馬の中でもトップクラスの知名度を誇る有名な競馬場で、

  • 浦和競馬場(埼玉県さいたま市)
  • 船橋競馬場(千葉県船橋市)
  • 大井競馬場(東京都品川区)

以上3つの競馬場と共に『南関東公営競馬』を構成しています。以下で川崎競馬場の基本情報を説明していきたいと思います。

川崎競馬のコース概要

  • 馬場:1周1200m 左回り平坦、砂厚8.5cm
  • 直線(4コーナーからゴール板まで): 300m
  • コース幅: 25m
  • 距離設定: 900m、1400m、1500m、1600m、2000m、2100m
  • 最大出走頭数(フルゲート): 1500m、1600m、2100mは14頭、それ以外は12頭。

川崎競馬で開催されているのはダートコースのみです。砂は従来は仙台産のものを使用していたものの、2011年5月からは青森産の砂に入れ替えています。コースの奥行きがない構造になっていて、向正面や3コーナーなどの仕掛け所をスタンドから見渡すことができるのが特徴的。

騎手の技量がはっきりと出るコースであると言われていて、ハンドリングや仕掛けなどの騎手のテクニックが観客席にいてもハッキリと見る事ができるという特徴があります。コーナーが極めてきついので人気馬であっても勝利させるには高い騎乗能力が必要だと言われています。

狭い敷地と大型ビジョン

全国の中で最も狭い敷地面積の川崎競馬場。しかし全国の競馬場で唯一、向正面の奥に大型ビジョンが設置されています。内馬場の芝生スタンドからも大型ビジョンでオッズなどの情報を簡単に取得できる事ができます。この大型ビジョンは「キングビジョン」と呼ばれていて、面積は496m²、最大視認距離は250m。設置当時は世界最大の大型ビジョンでした。009年6月に改めて世界最大面積1152m²の「川崎ドリームビジョン」として再整備され、2010年にギネス・ワールド・レコーズに認定されました。

メーカーは富士通フロンテックで、ギネス登録から1年後にドバイのメイダン競馬場のものが最大であるとして記録が塗り替えられましたが、それまでは世界最大の大型ビジョンでした。

ナイター競馬がアツイ!

川崎競馬場の魅力はナイター競馬の開催であるという声も多く出ています。1995年から「カワサキ・スパーキングナイター」という名称で実施しているナイター競馬。2002年8月からナイター競争期間中の最終競争発想予定時刻が20時50分とされ、夜中でも競馬を楽しむ事ができると多くの競馬ファンから高い支持を集めています。入場料が500円と安く、開催期間が夜遅いので、仕事帰りのサラリーマンなどでも気軽に立ち寄る事ができるという訳です。

ちなみに最終競争発想予定時刻の20時50分という時間は、大井競馬場や高地競馬場などのナイター競争を行っている競馬場と比較しても最も遅い時間です。現在日本の競馬場で最も遅い時間にスタートするレースを行っているのは川崎競馬場という訳です。

主なレース

  • 川崎記念(JpnI)
  • 全日本2歳優駿(JpnI)
  • エンプレス杯(キヨフジ記念)(JpnII)
  • 関東オークス(JpnII)
  • スパーキングレディーカップ(ホクトベガメモリアル)(JpnIII)
  • 戸塚記念(SI)
  • ロジータ記念(SI)
  • 鎌倉記念(SII)
  • ローレル賞(SII)
  • 報知オールスターカップ(SIII)
  • クラウンカップ(SIII)
  • 川崎マイラーズ(SIII)
  • スパーキングサマーカップ(SIII)

牝馬の川崎という異名がついている理由は、上の主な大レースに牝馬限定戦が多い事が理由です。サブタイトルを含めたレース名に名を残す3頭も全て牝馬である事から、川崎競馬では牝馬に比重を置いているケースがとても多いのです。

川崎競馬場へのアクセス

引用元:http://s-yamada-stable44.com/access.html

  • 住所:神奈川県川崎市川崎区富士見1−5−1

電車の場合

  • 京急大師線港町駅から徒歩1分
  • 京急川崎駅から徒歩12分
  • JR川崎駅から徒歩15分

無料送迎バス

  • 川崎駅と川崎競馬場を結ぶ無料送迎バスがございます。
  • 川崎駅地下街26番出口(21番のりば)
  • 運行間隔5~15分
  • 所要時間10~15分程度
  • 他競馬場の場外発売日は運行しておりませんので、ご注意ください。

川崎競馬のトレセン小向厩舎とは

川崎競馬場は国内で最も敷津面積が狭い為に厩舎が併設されていません。その為、厩舎は別の所にあり、それが小向厩舎で、厩舎地区にある1200mの調教用ダートコースで調教を行っています。川崎競馬の小向厩舎の特徴を以下で紹介していきましょう。

魅力1:馬の道路横断

川崎競馬の名物となりつつあるのが、馬がコースと小向厩舎を行き来する時の道路横断。厩舎前の多摩沿線道路は押しボタン式信号になっていて、信号が青に変わったタイミングで馬が警備員の誘導で横断歩道を渡って馬場を行き来します。今の所は馬と車の接触事故は1件も発生していませんのでご安心下さいね。

魅力2:調教風景を眺める事ができる

小向厩舎の調教用コースが河川敷にある為、土手や河川敷から馬の調教風景を眺める事ができます。走路等禁止された区画でなければ内馬場に相当する区画にも自由に入る事ができるなど、地元の人の憩いの場としての提供活動も盛んです。トレセンでの馬の調教風景は普通は生で見る事は難しいため、貴重な場面を見る事ができると言えるでしょう。

魅力3:時々水没する

地方競馬のトレセンならではの問題と言えるのが設備の甘さです。それは小向厩舎も例外ではなく、台風や大雨で多摩川が増水するとしばしば水没するのが関係者の悩みの種になっているのです。実際に被害にあったケースも多々あり、2007年9月7日に台風9号が首都圏に上陸した時には、多摩川の増水で調教用コースが完全に水没、同月12日から開催に出走を予定していた馬は川崎競馬場で調教をしました。

しかし都市部のトレセンでありながら河川敷の川風が気持ちよく、とても空気が良いので馬の調教には良い結果をもたらす事が多いと言われています。南関東からトップクラスの馬が出る要因のひとつは、小向厩舎の美味しい空気を吸ってのびのびと競走馬がトレーニングができるからだと言われているのです。

小向厩舎へのアクセス

引用元:http://s-yamada-stable44.com/access.html

  • 住所:神奈川県川崎市幸区小向仲野町15-5-E-5-205

バス

  • JR川崎駅西口北から 川73上平間行に乗り妙光寺前または小向で下車 、バス停より厩舎まで歩いて5分位です。

徒歩

  • JR川崎駅から徒歩30分位

まとめ

川崎競馬場のトレセンである小向厩舎の特徴や、地方競馬の雄である川崎競馬場について紹介してきましたが参考になりましたでしょうか。地方競馬のトレセンは、中央競馬の東西トレセン美浦や栗東、ノーザンファームの天栄やしがらきと比較すると大きく設備の整い方が異なり規模も違いますが、規模が小さい分だけ地域密着型の要素が大きく、川崎競馬のトレセン小向厩舎は、馬の調教を眺める事ができたり中に入る事ができたりといった、大型トレセンとは違う魅力があるのが特徴的です。

レース終わりに信号待ちをしている馬、レース前に調教施設で頑張ってトレーニングしている馬を写真で撮影するファンの方が多く、馬好きの人にとっては穴場スポットとなっている小向厩舎。興味がある方は一度是非現地にうかがって見て下さいね!

競馬ファンなら一度は行きたいトレセン見学!倍率やイベント情報

中央競馬が運営している東西2つの美浦と栗東は度々見学ツアーが開催され、競走馬のトレーニング風景を見る事ができます。トレーニング中の競走馬のふとした姿だったり、一生懸命頑張っている姿がとても人気で、競馬ファン以外にも愛されているトレセン見学。こちらの記事では倍率や、トレセン見学のイベント情報について説明していきたいと思います。

美浦トレセン見学の倍率ってどれ位?おすすめイベント情報も

茨城県稲敷郡美浦村にある美浦トレセンでは馬のトレーニング風景を見学できるツアーがあります。以下2種類のツアーから選ぶ事ができ、それぞれ特徴が異なります。

  • G1調教見学ツアー
  • 施設見学ツアー

それぞれのツアーは事前申込制になっていて定員があり、定員以上の申し込みがあった場合は抽選により見学者が決まるという仕組みになっています。それぞれのツアーの特徴や倍率などをチェックしていきましょう。

G1調教見学ツアー

G1レースがある週の水曜日に開催されるG1調教見学ツアーは美浦トレセンで最も人気の高いツアーなので倍率もとても高いです。倍率に関しては以下で詳しく説明していきますので、ここではG1調教見学ツアーの詳細について解説していきたいと思います。

G1調教見学ツアーではG1レースの追い切り調教を見学する事が可能です。美浦トレセンでのトレーニング風景からセンター施設の見学までがセットになっていて、合計5時間のとても長いツアーとなっています。さらにG1レースの追い切り調教見学の時は、競馬実況アナウンサーが解説してくれて、施設内見学も解説付きなのでゆっくり説明を聞きながら楽しむ事ができます。

事前申込制になっていて、応募開始日と応募締切日が予め決まっています。公式ホームページに詳しい記載がありますので必ずチェックしてから応募するようにして下さい。

  • 場所:美浦トレーニングセンター事務所
  • 移動:早朝集合なので電車やバスはありません。
  • 定員:18人(1組4人まで)
  • 時間:集合から大体5時間30分程度(多少の変動あり)
  • 応募:Eメールにて、件名に「レース名」参加希望とご記入のうえ、本文に「必要事項」を明記いただき、event-miho@jra.go.jpまでご応募ください。
  • 事項:代表者の方の氏名[フリガナ]・年齢・性別・郵便番号・住所・電話番号・ご職業・競馬ファン歴。ご同伴者(3名様まで)の氏名[フリガナ]・年齢・性別・競馬ファン歴

施設見学ツアー

坂路コースや競走馬スイミングプールなどのトレセンの施設を見学する事ができるツアーです。馬の触れ合いも楽しむ事ができる1時間30分のコースとなっています。開催日は毎週土日となっています。ちなみに上で説明したG1調教見学ツアーにはこの施設見学ツアーもついていますが、施設見学ツアーは調教見学はできませんので注意して下さい。

  • 日程:毎週土日
  • 時間:集合から大体1時間30分位
  • 定員:9人
  • 集合:事前予約して当日9時50分までに「美浦トレーニング・センター広報会館1階受付」に集合
  • 応募:電話での完全事前予約制。見学日の1ヶ月前から前日まで予約受付
  • 連絡先:029-885-2111(9時30分から16時30分〔月曜・火曜日を除く〕)
  • 注意事項:先着順で定員になり次第締め切りです。見学日当日の予約はできません。

調教見学ツアーの倍率は?

 

毎週土日で開催されている施設見学ツアーは前もって予約しておけば割と予約しておく事ができるようですが、問題はG1調教見学ツアーです。特に人気馬のトレーニング風景を見る事ができる会は相当な倍率になる事もあるんだとか…。ちなみにどれ位の倍率かハッキリと好評はしていませんので、参加した事がある人の口コミなどを参考にどれ位の倍率かを見てみましょう。

2016年の桜花賞出走馬調教見学会の倍率は約27倍であったとネット上で参加した方がおっしゃっていました。ちなみにこの数字は当時では最高だったらしいのですが、今はどうなっているのかは分かりません。他にも、現実でJRA職員の方に聞いた所によると、大体人気G1の調教見学だと倍率は10倍位になる事が大半だそうです。他にも、460名の応募で当選25名の回があったりと言ったネットでの書き込みがありました。

総合的に判断すると大体倍率は10倍~20倍位で人気の高いG1調教は30倍くらいといった感じでしょうか。どちらにせよ当選するのはかなり大変で、幾つか申し込みをしておいて当選したものだけ行くといったようにする方が良いかもしれません。1つだけに絞っておくと当選するのは大変そうです。

 

美浦トレーニングセンターのターフプラザとは

美浦トレセンのターフプラザは開館時間中であれば誰でも行く事ができる施設です。南調教馬場を一望できる絶景。更に時間帯によっては多少遠くはなりますが、調教中の馬を見学する事もできます。美浦トレセン所属馬によるG1優勝パネルやレプリカゼッケンの展示、その他にも美浦トレセンに関する様々な展示物が所狭しと飾ってありますので、競馬ファンにとってはたまらない施設となっています。

  • 場所:美浦トレーニングセンター広報会館 4階
  • 開館日:中央競馬開催日(通常土曜・日曜日)、水曜・木曜・金曜日の祝日のみ開館
  • 時間:9時~16時半
  • 料金:無料

美浦村 トレセン祭りとは

美浦近郊では桜の季節は桜祭り、夏は夏祭りが開催されています。ポニーの曲芸、サラブレットによる障害飛越、乗馬試乗会、フワフワホース、馬の蹄鉄作り指導から配布…全て無料で楽しむ事ができるお祭りは毎年大盛り上がりとなっています。春も夏もJRAが美浦村と共同で開催しているお祭りで、露店も多く、馬を使った出し物も多いので、大人から子供まで楽しむ事ができます。

2017年の美浦村夏祭りではゲストとして芸人の小島よしおさんが登場して盛り上がりました。JRA競馬のマスコットキャラであるターフィー君が登場したり、桜並木を馬が歩いて背中に乗る事ができたりと盛り沢山の内容となっています。毎年春夏に開催されていますので、開催時期を公式ホームページでチェックしてみましょうね。

栗東トレセンの見学ツアー詳細情報

滋賀県栗東市にあるJRAの西の栗東トレセン。東の美浦トレセンと同じく、こちらもトレセン内の見学ツアーを開催しています。

  • G1調教見学ツアー
  • ウマシタ

もちろん美浦トレセンとは開催されているG1レースが違いますので、調教見学できる馬も自然と変わってくるという事になりますね。好きなG1レースの調教見学に行くのが競馬ファンの醍醐味と言えるかもしれません。親子体験ツアーがどんなものなのかという事も合わせて説明していきます。

G1調教見学ツアー

美浦トレセンと同じく完全応募制で抽選により行けるかどうかが分かります。見学できるG1レースは「大阪杯、桜花賞、皐月賞、天皇賞(春)、オークス、日本ダービー、宝塚記念」となっていて、競馬ファンであれば誰もが知っている有名レースばかりです。それゆえに倍率はとても高いので、もしも当選した人はラッキーと思って良いでしょう。

  • 集合:栗東トレーニング・センター事務所(早朝集合なのでバスはありません)
  • 定員:18人(1組4人まで)
  • 時間:集合から3時間半くらい
  • 応募:代表者様の郵便番号・住所・氏名(フリガナ)・年齢・性別・携帯電話番号・競馬ファン歴・メールアドレス。件名に「○○○○(レース名)」調教見学ツアー参加希望とご記入いただき、service-ritto@jra.go.jpまでご応募ください。
  • 問い合わせ:077-558-0101(9時から17時〔月曜・火曜日を除く〕)

栗東トレセンの馬に親しむ日って何?

栗東トレセンでは毎月第2日曜日に子供連れファミリーを対象とした「馬とのふれあいを楽しんでいただく家族向けイベント」を開催しています。馬と親しむ日…略して『ウマシタ』と呼ばれています。

また、これとは別に年に1回「ウマシタ!」という大イベントも開催されていて、騎手のスペシャルトークショーであったり、宮崎県の伝統馬事芸能である「ジャンカン馬踊り」が登場したり、体験乗馬・ポニー試乗会やトレセン見学ツアー、ロングレーンホースダンスショー、馬の靴屋さんに馬のお医者さんなど、馬に触れ合えるイベントが盛りだくさんの内容となっています。更に競馬体験ゲームがあり、競馬○×クイズ、子供に人気のヒーローショーもあったり、子供でも大人でも楽しめる内容になっています。

毎月第2日曜日に開催されているファミリー向けイベントのウマシタと、年に1回開催される大イベントのウマシタがあるという事を覚えておきましょう。毎月開催されているウマシタの詳細や参加方法は以下でご紹介させて頂きます。

  • 開催:毎月第2日曜日
  • 時間:集合から大体1時間くらい
  • 定員:20人
  • 内容:乗馬の体験や厩舎の見学、子供連れファミリーで馬との“ふれあい”
  • 場所:事前予約必須で当日13時40分までに「美浦トレーニング・センター広報会館1階受付」
  • 応募:電話での事前予約制。開催日の1ヶ月前から前日まで予約可能。先着順。
  • 番号:029-885-2111(9時30分から16時30分〔月曜・火曜日を除く〕)

まとめ

トレセンの見学ツアーについて紹介してきましたが参考になりましたでしょうか。トレセンは競走馬の調教、トレーニング施設ではありますが、広大な土地に数多くの競走馬がいて、数多くの人が働いている一大施設である事から、見学に行きたいという方が非常に多く、実際に見学に行った人もそのスケールの大きさに歓喜の声をあげている人がとても多いのです。

トレーニング中の競走馬は普段のレース中では見る事ができない顔を見る事ができたり、触れ合い体験では可愛い馬に触り、乗る事もできます。広大な施設に最新鋭の施設、倍率が高く見学にいけるのは数少ないですが、皆さんも是非時間を見つけてトレセン見学ツアーに行ってみましょう!きっと心の底から楽しめると思いますよ!

調教の特徴や傾向も!美浦所属厩舎の勝利数ランキングTOP5

競馬予想において大切なのは馬と騎手だけではありません。その馬がどこで管理されて調教されたのかという事を知る為の厩舎もとても大切なのです。厩舎により馬の育成方法が変わり、どのようにその馬を育成するかで能力が変わってくるのです。

という訳でこちらの記事では美浦に属している厩舎の中から、近年(2010年以降)特に勝利数の多い厩舎をランキング形式で発表していきたいと思います。勝利数の多い厩舎、代表的な馬、調教の特徴や傾向をチェックご紹介していきますので、競馬予想の参考にしてみて下さい。

年度別美浦所属厩舎の勝利数トップ5

2010年から2018年までのトータルの成績を発表する前に、まずは2010年から各年で勝利数の多かった美浦所属厩舎を順番にチェックしていきたいと思います。代表的な馬も同時に紹介していきます。

2010年

  1. 藤沢和雄:49勝(重賞2勝)
  2. 二ノ宮敬宇:38勝(重賞4勝)
  3. 堀宣行:36勝(重賞7勝)
  4. 鈴木康弘:35勝(重賞0勝)
  5. 国枝栄:33勝(重賞4勝)

2010年は藤沢さんが美浦所属厩舎ではトップで総合2位に輝きました。1位は栗東の音無厩舎。藤沢厩舎のこの年の勝ち頭はペルーサで3勝をあげるもののG1は勝つ事が出来ませんでした。2位に輝いた二ノ宮厩舎の代表馬はナカヤマフェスタ。この年に初のG1制覇となる宝塚記念を8番人気でありながら制した事で大きな話題になりました。

2011年

  1. 藤沢和雄:44勝(重賞1勝)
  2. 堀宣行:43勝(重賞5勝)
  3. 加藤征弘:39勝(重賞1勝)
  4. 国枝栄:38勝(重賞2勝)
  5. 宗像義忠:34勝(重賞0勝)

2011年の美浦厩舎トップも2010年に引き続き藤沢厩舎。2位に輝いた堀厩舎の2011年代表馬はダークシャドウで、この年は4勝を上げて重賞は2勝、G1レース秋の天皇賞でも2位に輝くなど大きな活躍を見せます。

2012年

  1. 藤沢和雄:50勝(重賞3勝)
  2. 堀宣行:43勝(重賞5勝)
  3. 国枝栄:41勝(重賞2勝)
  4. 尾関知人:36勝(重賞0勝)
  5. 久保田貴士:32勝(重賞0勝)

2012年の美浦厩舎リーディングも藤沢厩舎。2012年の藤沢厩舎の代表馬はルルーシュで、この年G1の1勝を含む4勝を上げます。年末の風物詩である有馬記念にも出走して6番人気と高い人気を得ましたが結果は8着。その後は1勝も上げる事ができないまま引退となりました。

2013年

  1. 藤沢和雄:43勝(重賞1勝)
  2. 堀宣行:38勝(重賞2勝)
  3. 国枝栄:37勝(重賞4勝)
  4. 田村康仁:31勝(重賞0勝)
  5. 大竹正博:29勝(重賞0勝)

2013年も引き続き美浦厩舎のリーディングとなったのは藤沢厩舎。この年に最も活躍した代表馬はレッドスバーダです。2013年は重賞1勝を含む3勝をあげ、通算で7勝、主な戦績は京王杯(G2)制覇という成績を残して2014年に引退となりました。

2014年

  1. 藤沢和雄:53勝(重賞4勝)
  2. 堀宣行:38勝(重賞3勝)
  3. 国枝栄:35勝(重賞6勝)
  4. 二ノ宮敬宇:31勝(重賞1勝)
  5. 加藤征弘:30勝(重賞0勝)

2014年の藤沢厩舎の代表馬はスピルバーグです。G1秋の天皇賞を優勝して2014年だけで2勝を挙げました。ディープインパクトの子供という良血で、通算6勝、獲得賞金も3億円を突破し2015年に引退となった名馬です。

2015年

  1. 堀宣行:51勝(重賞8勝)
  2. 手塚貴久:36勝(重賞2勝)
  3. 尾関知人:35勝(重賞3勝)
  4. 斎藤誠:34勝(重賞2勝)
  5. 藤沢和雄:32勝(重賞2勝)

長年美浦厩舎のリーディングを維持していた藤沢厩舎がついに陥落!変わりにリーディングに輝いたのが堀厩舎で、2015年は51勝&重賞8勝という圧倒的な成績で、栗東厩舎を含めても2015年のトップの成績という結果になりました。堀厩舎躍進の要因となったこの年の代表馬はドゥラメンテ。皐月&ダービーの2勝を含む4勝を2015年だけであげました。

2016年

  1. 藤沢和雄:51勝(重賞5勝)
  2. 堀宣行:44勝(重賞7勝)
  3. 木村哲也:37勝(重賞1勝)
  4. 加藤征弘:37勝(重賞1勝)
  5. 尾関知人:35勝(重賞2勝)

去年は美浦厩舎リーディングの座を譲ったものの1年でその席を奪い返した藤沢厩舎。しかし堀厩舎も去年に引き続き重賞で7勝するなど、良い結果を残しています。2016年藤沢厩舎の代表馬はチェッキーノでこの年だけで重賞1勝を含む3勝を挙げました。堀厩舎の代表馬はモーリスで、香港カップと秋の天皇賞のG1の2勝、他に出走した2レースでも両方とも2着と好成績を残して引退しました。通算成績18戦11勝と圧倒的な結果を残した名馬です。

2017年

  1. 国枝栄:48勝(重賞2勝)
  2. 堀宣行:48勝(重賞5勝)
  3. 藤沢和雄:44勝(重賞6勝)
  4. 斎藤誠:39勝(重賞1勝)
  5. 手塚貴久:38勝(重賞1勝)

重賞2勝ながら国枝厩舎が2017年の美浦厩舎ではリーディングに輝きました。堀厩舎の代表馬はサトノクラウンで2017年は重賞のみに出走して2勝、2着1回と好成績を残して2018年に引退します。藤沢厩舎の代表馬はレイデオロ。2017年はダービー制覇を含む2勝、2着1回という圧倒的な成績を残しました。

2018年

  1. 藤沢和雄:52勝(重賞7勝)
  2. 木村哲也:48勝(重賞4勝)
  3. 国枝栄:45勝(重賞7勝)
  4. 田村康仁:37勝(重賞6勝)
  5. 加藤征弘:34勝(重賞2勝)

2018年に最も注目すべき美浦所属厩舎は国枝厩舎です。代表馬はアーモンドアイ。2018年に出走したレースは全勝で5勝。牝馬3冠を果たし初の古馬との戦いとなったジャパンカップでは世界レコードを叩き出すなど日本の競馬界を席巻しました。1位に輝いた藤沢厩舎は去年に引き続きレイデオロが2勝するなど好成績を残しています。

2010年以降で最も勝利した美浦所属厩舎

近年(2010年~2018年)の美浦所属厩舎の勝利数トップ5は以下のようになります。

  1. 藤沢和雄:418勝、重賞31勝
  2. 堀宣行:342勝、重賞42勝
  3. 国枝栄:276勝、重賞21勝
  4. 加藤征弘:140勝、重賞4勝
  5. 尾関知人:106勝、重賞5勝

最も勝利数が多かった美浦所属は藤沢厩舎、重賞勝利数が最も多かったのは堀厩舎という結果になりました。以下で美浦厩舎の中でも常に上位に位置するトップ3厩舎の調教の特徴や傾向を説明していきたいと思います。

馬なり主体の藤沢厩舎

藤沢和雄さんは1995年から2009年までの間で11回のJRA賞最多勝利調教師を獲得し、2010年以降の成績も美浦所属厩舎ではトップという、長年トップ調教師として君臨している超大物です。藤沢さんの調教手法は「馬なり主体」「速い時計を出さない」という点に特徴があります。馬に負担をかけないという事に重点を置いているという事になります。

馬に対する愛も深く、シンコウエルメスという良血馬が追い切りの際に骨折をした際、普通であれば安楽死の処置をとられる程の重賞であったものの藤沢は何とか助けて欲しいと獣医師に懇願。手術が終わり無事に完治し繁殖牝馬となり、ディーマジェスティを輩出するなど活躍しました。「あの馬の血統が花開くとは」と感慨深く言ったと言います。

数多くのG1を勝利し、数多くの名馬を調教している事でも知られています。以下で藤沢が調教した名馬の一部を紹介していきましょう。

  • タイキシャトル
  • スティンガー
  • ダイヤモンドビコー
  • シンボリクリスエス
  • ゼンノロブロイ
  • レイデオロ
  • グランアレグリア

レイデオロやソウルスターリングなど2歳から活躍する名馬を輩出する事でも知られています。ゆったりとした馬の使い方など独自性の多い厩舎カラーで、藤沢厩舎のファンだという方が多くいる事も納得です。

東ナンバー1の呼び声高い堀厩舎

マイル路線で活躍したモーリス、国内のみならず香港でも結果を残したサトノクラウン、2冠馬ドゥラメンテなどの名馬を輩出してきた堀厩舎。出走スタイルは一発必中勝利。勝率と連対率が高いのが特徴で、2011年にJRA賞最高勝率調教師を受賞、2015年にはJRA賞最多勝利調教師とJRA賞最高勝率調教師の2冠を達成しています。

馬の育成や適正を見極める力は東でナンバー1と言われていて、特に馬の課題を克服する為の仕上げの良さにおいては右に出るものはいないと言われています。レース期間の調教方針は平場、重賞を問わず、土曜出走馬は「水曜追い」、日曜出走馬は「木曜追い」に限定しています。直前追い切りは南馬場ウッドコースの「4F追い」に特化して、実戦を想定して瞬発力強化を図ります。調教の負荷を高める場合は坂路での週末追いで調整を行うという方針を貫いています。

  • リアルインパクト
  • サトノクラウン
  • モーリス
  • ドゥラメンテ
  • アルバート

ここ最近は特に香港の大レースに強いのが特徴で、モーリス、サトノクラウン、ネオリアリズムなど、香港の大レースで勝利経験のある馬を沢山調教している事で知られています。

アーモンドアイを育てた国枝厩舎

2001年以降は常に成績が上位に安定している美浦所属厩舎の中では際立っている存在。2010年にアパパネで牝馬三冠を獲得、2018年にアーモンドアイで自身二度目の牝馬三冠を獲得。JRAの調教師が三冠を複数回獲得するのは史上初という快挙を成し遂げました。

現在のJRAは西高東低。栗東が強く美浦が弱いという現状もあり、常々「栗東に移させてくれ」「美浦の坂路を栗東と同じにしてくれ」と主張している事で知られています。また一流ジョッキーの起用が多く、最近ではルメール騎手を騎手に起用するケースが増えてきています。

国枝厩舎の競走馬の特徴は逃げと先行馬が強く、後方からの馬が馬券に絡みにくいという特徴があります。更に2~4歳馬で活躍するケースが多く、5歳馬以降はあまり活躍できないというデータも残されています。得意なのは500万下で不得意なのはG3というデータも残っているので競馬予想の参考にしてみて下さい。

  • ブラックホーク
  • マツリダゴッホ
  • アパパネ
  • アーモンドアイ

日本生産馬初の凱旋門制覇が期待されていたアーモンドアイは登録を回避。現役最強馬の呼び声高いアーモンドアイを調教したというだけで、国枝調教師の手腕は分かるかと思います。

まとめ

美浦所属厩舎の勝利数ランキングと、常に上位を維持しているトップ調教師の特徴や傾向についても紹介させて頂きました。競馬通の人は厩舎を見てどの馬を購入するか決める所もあり、馬の成長に欠かせない厩舎で過ごす時間はとても大切です。良血で才能がある馬でも、厩舎で効率的かつ良いトレーニングができなければ大成する事はありませんので、厩舎は競馬予想においてとても大切な要素なのです。厩舎を見る時の参考に是非こちらの記事が役立てば幸いです!

競馬トレセン情報を知りたい人必見!オススメのサイトを3つ紹介

競馬において競走馬の管理や調教を行うトレーニングセンター、通称「トレセン」と呼ばれる場所があります。現在のトレセンは「栗東」と「美浦」の2つに分かれています。

競馬を予想する上で馬の調子を知ることはかなり的中率に関わる情報だと思います。そのため「トレセン」情報を集めたいと思っている人が多くいます。ネット競馬や競馬新聞でも調教という欄である程度馬の調子を知ることはできますが、もっと詳しい情報を知りたいと思うのは当然ですよね?

しかし、個人でトレセン情報を集めることは難しく、他の人の情報に頼らざるを得ない状況になっています。この記事では競馬のトレセン情報をまとめているサイトを3つご紹介します。またトレセンについてもまとめているので「トレセンがよく分らない」という人も是非読んでみてください♪

「トレセン」って一体どんな施設?

まずは最初に「トレセン」についてまとめてご紹介します!上記でもすでに説明しましたが、トレセンは「トレーニングセンター」の略で、競走馬を1か所に集めて合理的に調教を行う場所です。関西では「栗東」、関東では「美浦」と呼ばれるトレセンがあります。中央競馬に登録されている馬は全てこの2つのトレセンのどちらかに所属するのが決まりとなっています。このトレセンの誕生のおかげで今まで分散していた馬を集めることができ、日本競馬の成長につなげることができました。一般にトレセンないには競走馬を管理するための厩舎と調教用の施設や調整ルームなどが存在します。また調教師の方も付きっきりで馬を見たり、騎手の方も調整で訪れるため住居区画も存在します。設備はかなり豪華でコースも「芝」「ダート」「ウッドチップ」「坂路」「ポリトラック」などの数種類が完備されています。また競走馬用の「プール」などもあり馬を第1に考えた施設になっています。

栗東トレセンについて

滋賀県の栗東市にあるトレセンです。西のトレセンと言えば栗東になります。約150万平方メートルあり、甲子園球場で例えると約40個分の広大な敷地となっています。中には6つのトラック型調教コース、全長約1キロメートルの坂路調教コース、競走馬スイミングプール、逍遥馬道といったさまざまな調教施設があります。また2000頭を超える競走馬が生活をするので厩舎や競走馬の診療所、調整ルームなどの施設があり世界で戦える競争馬を作るために日々沢山の人が働いています。

調教時間も馬に合わせています。夏は午前5時から9時まで、春と秋は午前6時から10時まで、冬は午前7時から11時までと暑さに弱くて寒さに強い馬の特性を活かした調教を行っています。栗東トレセンでは騎手、調教師、調教助手、厩務員など約1400人のスタッフが働いています。2000頭を超える馬を管理するのは簡単なことではないですね。

美浦トレセンについて

茨木県の美浦村に建てられたトレセンです。東のトレセンと言えば美浦になります。約224万平方メートルあり、東京ドームで例えると約48個分の広大な敷地となっています。その中には南北2つのトラック型調教コース、1,200メートルの坂路調教馬場、競走馬スイミングプール、そして森林馬道といったさまざまな調教施設があります。栗東同様、常時2000頭を超える競走馬がトレーニングを行っています。

調教時間は栗東とは少し異なり、夏は午前5時から9時30分まで、春と秋は午前6時から10時30分まで、冬は午前7時から11時30分までです。こちらも馬に合わせた時間ですが、栗東よりも30分長い時間になっています。働く人の数もほぼ同じで約1400人のスタッフが在住しています。

外厩の存在が目立ち始める

外厩とはトレセン以外でトレーニングを行いレースに向けて挑戦をすることです。トレセン以外のことを全て外厩と呼びます。中でもノーザンファームが所有する「天栄」と「しがらき」の外厩の評価がかなり高くなってきています。レースの結果を見ても人気がないのにいきなり良い動きで1着となって馬がノーザンファームの外厩に行っていたということも珍しいことではなくなってきました。外厩、特にノーザンファームに行っているということが馬券予想にも大きく関わって来ています。まず外厩に行っているかどうかをチェックする人も少なくありません。

昔は休み明けの馬は比較的に割引でした。少しレースで使って調子が出てきた2戦目、3戦目辺りが買い時とされていました。しかし、近代競馬では出場するレースの数も減少しており、毎回の様に休み明けとなっている馬もいます。そんな馬たちがこぞって外厩に放牧させているのです。今までの常識を覆す外厩の存在で競馬界が変わってきているのも事実です。ではそんなに馬の調子が良くなるノーザンファームとは一体どんな場所なのでしょうか?

特に注目されている「天栄」が福島県にあります。まず立地とその環境がかなり優れています。最近の競馬では1レースにかかる負担は昔と比べて多くなっていると言われています。そのため連戦などは難しく、1レースが終わるごとにちゃんと馬の疲れをとってあげる必要があります。競走馬を1か所に集めて管理をしやすくしたのがトレセンですが、そのせいで馬が多すぎてストレスにもなります。その分外厩は馬の数もそこまで多くないののびのびとトレーニングを行うことができます。1頭1頭をちゃんと管理することができるとも言われています。今後も外厩に行った馬のチェックは欠かせないですね。

オススメのトレセン情報サイト

騎手は誰になるのか?前走の成績は?当日の調子は?競馬を予想する上で色んな情報で馬券を買う馬を決めると思います。最近はその中の一つとしてトレセン情報、外厩情報がさらに重要視されてきています!しかし、情報を集めることは個人では難しいものがあります。そのため情報を公開しているオススメのサイトをご紹介します。知りたい情報がきっとあるはずなので是非参考にしてみてください。

オススメのトレセン情報サイトその1:競馬ラボ 競馬関係者コラム トレセンLIVE

1つ目のオススメサイトは「競馬ラボ」になります。競馬ラボは膨大なデートを管理しているサイトです。さらに、レースの情報や競馬予想に加え、コラムなどにも力を入れています。競馬ファンなら飽きずにずっと見ることができるくらいコンテンツが充実しています。

その中に「競馬関係者コラム トレセンLIVE」というものがあります。「人と競走馬の現場を知ることで、競馬を今よりも10倍楽しめるようになるコーナー」と謳っており、競走馬と最も身近に接している人とのリアルな情報を提供しているのでオススメです。情報を知るためには無料の会員登録が必要になります。会員になるとその他の情報を全て見放題になります。もし、サイトに行き色んな情報を知りたいと思った人は登録してみるのも良いのではないでしょうか?登録は自己責任でお願いします。

また登録なしで見ることができる過去の10年の結果のデータなども予想をするのに良質な情報になると思います。まずは一度サイトを見に行ってみてはいかがでしょうか?
競馬ラボ 競馬関係者コラム トレセンLIVEのサイトに行く

オススメのトレセン情報サイトその2:うまスクエア 採れたて!トレセン情報

2つ目のオススメサイトは「うまスクエア」です。その中の「馬券コラム」の中で「採れたて!とトレセン情報」というコンテンツがあります。毎週金曜日と土曜日の夜にメルマガ配信されます。以前の情報は登録なしで見れますが、最新版は登録の必要があります。すでに870回を超えるメルマガが配信されています。

トレセン情報ももちろんありますが、さらにトレセンにいる関係者による予想も掲載されているので為になるものが多いと思います。丁寧に情報が紹介されているので、読んでいるだけでも面白いですし競馬ファンからしたら早くレースが見たくなるような内容になっていると思います。さらにジョッキーの情報なども多くあり、普通では知ることができないような裏情報も掲載されています。

うまスクエア 採れたて!トレセン情報のサイトに行く

オススメのトレセン情報サイトその3:グリーンチャンネル トレセンまるごと情報局

3つ目のオススメサイトは「グリーンチャンネル」内の”トレセンまるごと情報局”と言うコーナーです。これはサイトではなく番組になります。グリーンチャンネルという番組は競馬ファンにはお馴染みだと思います。その中でトレセンの情報を紹介しているコーナーがあります。局長にはギャロップの「林健さん」が、さらに美浦担当は「山根千佳さん」、栗東担当は「國嶋絢香さん」が担当しています。

放送は毎週木曜日の23時から24時までの1時間で、2つのトレセンの状況や情報を配信しています。重賞に出場予定の馬を中心に注目馬をリポートしてくれています。また関係者の声なども配信しているので参考にできることは多いと思います。

グリーンチャンネル トレセンまるごと情報局のサイトに行く

まとめ

今回はトレセンについての簡単なご紹介と、トレセン情報を紹介しているオススメのサイトをご紹介しました。馬の調子や状態を知る上でもトレセン情報は重要になります。もちろん予想にも大きな影響を与えるものだと思うので是非調べてみてください。

さらに最近注目されている外厩についても触れさせてもらいました。外厩に行っているのか行っていないのかはレースの結果を大きく変えることだと思います。トレセン情報と共に外厩情報を知るとさらに的中率アップに繋がるかもしれませんね!

もし馬券を買わないにしても自分が気になっている馬の情報は知りたいですよね?今回ご紹介したサイトは色んなコンテンツを展開しており、競馬ファンが確実に楽しめる作りになっていると思います。登録などは自己責任になりますが、見に行くのはタダなので是非一度見に行って欲しいと思います♪

競馬トレセン情報を動画で配信しているたった一つのサイト

トレセンと呼ばれる中央競馬の競走馬たちが日々トレーニングを行っている場所があります。そこでのトレーニングの状況を知ることができれば調子の良さなどを判別することができます。最近では外厩で調子を仕上げる馬も多いですが、トレセンでの動きは競馬を予想する上でとても重要な要素の一つだと思います。

なかなか個人でデータを収集することは難しいですが、競馬サイトではトレセンでの情報を公開しているところもあり、競馬ファンではチェックしている人も多いと思います。しかし、サイトで文面で調子が記載されていてもなかなか伝わってこない場合もありますよね?

そこで今回はトレセンの情報を動画で公開しているサイトをご紹介します!YouTuberの人がトレセンに行った時の動画などは多くありますが、定期的に配信しているのはグリーンチャンネル一つだけだと思います!今回はトレセンの重要さやグリーンチャンネルについてご紹介していきたいと思います。

トレセンの重要性

人は例えば陸上の大会があるとすれば、きっと自分で早くなるために練習をし、大会までに気持ちを作って100%の力を発揮できるように調整していくと思います。しかし、馬だけではなく動物の場合は上手くトレーニングして力を出せるように調整する必要があります。配合から誕生、トレーニングから走り方まで人の力が必要になります。

トレセンには芝、ダート、ウッドチップ、坂路、プール、など多くのコースがあり、どのコースでどれくらいトレーニングをするべきなのかを調教師や馬主、騎手の方が考えて行っています。またレースに向けて調子を良くしていく必要もありますし、疲れがないようにも調整する必要がありますね。特に馬はストレスを感じやすいので、できるだけストレスなくトレーニングを行うことも重要です。

トレセンは中央競馬では多く分けて二つの場所があります。一つは関西馬が登録されている「栗東」と関東馬が登録されている「美浦」です。どちらも常に2000頭近くの競走馬が日々トレーニングを行っています。また厩舎ごとにトレセンで管理できる馬の数は変わってきます。実績を上げれば増やすことができるシステムです。角居厩舎を例に挙げると30場房まで管理することが許されており、馬房の数の2.5倍まで馬を管理しても良いとされているので75頭までということです。しかし角居厩舎はもっと競走馬を所有しているので、入りきらない馬は放牧に出したり外厩に出したりします。どの馬をトレセンに入れるのか、どの馬を放牧に出すのかなども腕の見せ所となっています。

外厩の重要性が急増

近代競馬において「外厩」の存在は欠かせないものになってきています。競馬ファンの方なら聞いたこともあるのではないでしょうか?「外厩」というのはトレセン以外の練習施設のことを指します。多くがトレセンの近くにあり、トレセンに入りきらなかった馬や短い放牧の代わりに外厩に行くこともあります。

ではなぜ近代競馬には欠かせないのか?それは昔と比べて1レースごとの重みが変わって来ているからです。近代競馬では大事にレースへの出走がされます。それはレースでの体力の消耗が激しくなっているからだと言われています。レースに出たらちゃんと疲れをとるまでは次のレースには出場させません。これは特に優秀な成績を収めた馬に多い特徴でもあります。レース⇒トレセン⇒レースを短いスパンで行うと良い結果を得ることができないのです。

そこで注目を集めたのが「外厩」です。北海道などの牧場に数か月いることを放牧と言われていました。しかし、少し様子を見たい時にわざわざ北海道まで送るのは大変ですし行ったり来たりは馬へのストレスとなります。ではずっとトレセンに置いておく?数に限りがあるのでそうもいきません。また馬にかかるストレスは「レース場」が一番大きく2番目は「トレセン」で次は「外厩」で一番ストレスがないのが「放牧」になります。

そのためレース後に次のレースまで少し間隔を空ける時は「放牧」でもなく「トレセン」でもなく、間の「外厩」が一番となっていったのです。

また外厩の中でもノーザンファームが所有する「天栄」と「しがらき」は魔法のようだとも言われています。放牧の代わりにノーザンファームに出せば馬が絶好調の状態になると言われています。基本的に数か月放牧に出した馬破、放牧直後のレースはなかなか調子が上がらないと言われていますが、外厩だと最初から絶好調になるそうです。そのためトレセンでの練習の状況と同じくらい、嫌それ以上外厩に行っているかどうかは重要になるのです。

トレセンと外厩の違い

トレセンと外厩についてまとめましたが、では一体どこが違うのでしょうか?

トレセンはレースに向けて馬を厳しくトレーニングをする場所、外厩は短期放牧と呼ばれ馬の調子を整える場所

この違いがあると言われています。また短期放牧と言いますが、ちゃんときびきびした調教は行われます。緩めるとスイッチが入るまで時間がかかるので集中を切らさない程度の調教は行われます。しかしあくまでも目的は「休ませつつ調子を上げること」です。そのためレース直後は外厩に入ることが多いのです。上でも説明しましたが、トレセンに入れれる馬の数は決まっています。しかし多くの馬をトレセンで調教したいので、この外厩とトレセンをうまく行き来させます。大体の外厩がトレセンから来るまで1時間以内にある場合が多いですね。

また外厩はトレセンよりも滞在している馬の数が少ないので放牧とまではいかないにしろストレスが小さく、また暑さに弱い馬に合わせて山奥の比較的涼しい場所にあるのも特徴と言えるでしょう。外厩とトレセンをうまく行ったり来たりさせるので調教師もあっちに行ったりこっちに行ったりしています。

外厩ができたことの影響

昔だとクラシック3冠に向けて最初の皐月賞で良い成績を収めて、次のダービーの参加券を得ても、ずっとトレセンに置いておくくらいならレースに参加させた方が良いと、トライアルレースで使うこともあったそうです。しかし、今では外厩があるのでその心配もなくなりました。馬にかかる負担もかなり変わってくると思うので、世界の名馬たちとの対決のためにも必要なモノだと思います。ちなみに世界では逆にほとんどが外厩となっています。

トレセンの情報を動画で配信しているのは?

外厩の必要性や重要性について紹介しましたが、結局仕上げるのはトレセンです。外厩に行ったかどうかも知りたいと思いますが、トレセンでの練習状況もかなり重要です。冒頭で説明しましたが、トレセンの状況を文字で説明しているサイトはいくつかあります。しかし、馬の様子を文字で伝えるには限界があると思います。実際に走っている馬を動画で見れれば一番良いですよね?そこでトレセンの動画を定期的に配信している「グリーンチャンネル」についてご紹介します。

グリーンチャンネルとは!?

グリーンチャンネルとは競馬専門のチャンネルでJRAの関連法人である一般財団法人グリーンチャンネルが運営しているためかなり内容が充実しています。さらに競馬関連だと詐欺も不安ですがその心配もなし。競馬ファンなら登録している人も少なくはありません。土日はテレビでも放送されていますが一部だけになります。他のレースに賭けたいけどレースを見れないと味気ないですよね?そんな時はグリーンチャンネルに加入するのがオススメです。なんとグリーンチャンネルは朝の7時から深夜の2~5時頃まで放送されます。レースだけではなく、今後の展望や結果の分析など予想に役立つ情報が多く、面白い映像の作りになっているので見ていて楽しいはずです。

「先週の結果分析」「参考レース&重賞調教VTR」や「先週のレースリプレイ」などの内容を含む20を超えるレギュラー内容があります。月額で1200円かかりますが、それに見合った内容になっていると思います。またいきなりお金がかかるのは嫌だという人は無料で視聴ができる時間帯があるのでそこでお試しで視聴することをオススメします。

トレセンまるごと情報局

グリーンチャンネルの中のコーナーで「トレセンまるごと情報局」というものがあります。トレセン関係者への取材やとれたての一番記者のコメントなど、トレセン発の情報を配信しています。毎週木曜日の23時から1時間放送されています。基本レギュラーになりますが、レースがない時や情報が少ない時はお休みになる可能性もあります。

「栗東」「美浦」それぞれに若い女性のキャスターが情報を掴みに訪れています。なかなか知ることが情報をキャッチすることもできますし、馬の状況をちゃんと知るには最高のコーナーだと思います。さらにレースで見事勝利した調教師にもインタビューをしているので今後の予想に活かすこともできます。本気で競馬のことだけを考えている番組なので、知りたい情報をきっと知ることができるでしょう。

最近ではTwitterなどでもトレセンの情報を動画で公開している人もいますが、定期的にちゃんと配信しているのはグリーンチャンネルだけだと思います。色んな情報をキャッチしたい人は是非登録してみてはいかがでしょうか?
グリーンチャンネルのサイトに行く

まとめ

今回はトレセンの情報を動画で配信しているグリーンチャンネルというサイトをご紹介しました。月額で1200円かかりますが、確実に無料で配信している動画よりも詳しい情報を得ることができると思います。またトレセン以外にも調教の様子なども配信されています。

レース予想に役立つ情報が沢山配信されているので、競馬にハマり出した人にはオススメです。また映像をテレビで流しながら、スマホでは別の情報を探すこともできます。これは普通の文字のサイトと大きく違い、大きなメリットだと思います。気になった方は是非一度サイトを覗いてみてください♪

美浦トレセンの求人情報・仕事内容・募集条件は?探し方5つ紹介

競走馬の管理や調教を行う施設である施設郡であるトレーニングセンター、通称「トレセン」には競走馬を管理するための厩舎、そして調教のための施設、その他にも調整ルームなど、競走馬の育成に関わる様々な施設が存在しています。またさらにそれだけでなく、調教師や騎手が住む場所が存在することもあります。

有名なのは中央競馬の東西二箇所に存在するトレセン、茨城県稲敷郡美浦村の美浦トレーニングセンターと滋賀県栗東市の栗東トレーニングセンターではないでしょうか。茨城県稲敷郡美浦村の美浦トレーニングセンターに所属する馬は「関東馬」と呼ばれ、滋賀県栗東市の栗東トレーニングセンターに所属する馬は「関西馬」と呼ばれています。

今回は中央競馬のトレセンの中でも美浦トレセンの求人情報・仕事内容・募集条件などについてご紹介させていただきたいと思います。また、美浦トレセンの求人の探し方についてもご紹介させて頂きますので美浦トレセンで仕事がしてみたい、どんな人達が仕事をしているのか気になるという人は是非チェックしてみてください。

美浦トレセンについて

まずは美浦トレセンについて詳しくご紹介させていただきたいと思います。

美浦トレセンの設備

競走馬の調教を行う美浦トレセンには調教のために必要な設備が揃っています。軽い運動でも平地での強い運動と同程度の運動効果を上げることが出来る坂路調教コース、芝・ニューポリトラック、ダート、ウッドチップなど様々な馬場のコース。馬が森林浴するために可能限り既存の樹木を残すよう工夫された森林馬道、更に、競走馬のためのスイミングプールが平成3年から解説され、プールでのトレーニングも行うことが可能になっています。プールでのトレーニングは脚への負担が無くトレーニング出来るというメリットがあり、「厳しく、そして無事に育てたい」という競馬関係者の願いからこのようなプール調教が生まれました。

  • 総面積:約2240000平方メートル
  • 競走馬収容可能頭数:2652頭(139棟)
  • 居住者:約1500世帯5000名
  • 南馬場:Aコース: 1370メートル(ダート)
    Bコース: 1600メートル(ウッドチップ)
    Cコース: 【内柵側】1,800メートル・芝
    【外柵側】1858メートル・ニューポリトラック
    Dコース: 2000メートル(ダート)
    坂路調教馬場: 1200メートル(ウッドチップ)
  • 北馬場:Aコース: 1370メートル(ダート)1447メートル(芝・障害専用)
    Bコース: 1600メートル(ダート)
    Cコース: 1800メートル(ダート)
  • 森林馬道、プール、ウォータートレッドミル:各1ヶ所

美浦トレセンの仕事内容

自分も美浦トレセンで働きたい!そう思ったら気になるのが、「一体どんな人たちが美浦トレセンで仕事をしているのか?」「どのくらいの人たちが美浦トレセンで働いているのか?」ということではないでしょうか。

以下でトレセンで働いている人たちの仕事内容をご紹介致します。

  • 騎手(約70名)…競馬のレース当日に競走馬に騎乗するのが騎手の仕事ですが、トレセンでの競走馬の調教でも騎手が騎乗します。厩舎に所属している騎手もいれば、どこの厩舎にも所属していないフリーの騎手もいます。
  • 調教師(約100名)…馬主から預かった馬を管理・調教してレースに出走させるというのが調教師の仕事です。調教師になるためにはJRAから免許を受ける必要があり、そして厩舎経営を行わなければなりません。厩務員や調教師助手を雇うこと、更に労務管理も調教師にとっては欠かすことが出来ない大切な仕事です。
  • 調教助手(約750名)…調教師から補助を行ったり、調教師からの指示を受けて競走馬を調教したりします。
  • 厩務員(約460名)…調教師から指示を受けて担当馬を運動させたり、手入れ、飼育、馬房の掃除などの厩舎作業を行うのが厩務員の仕事です。調教では騎乗しない厩務員もいますが、調教で騎乗する事もある「調教厩務員」もいます。

以上は主に競走馬に関わる仕事ですが、この他にも清掃の仕事、軽作業や 物流、製造の仕事、食堂で食事を作るスタッフ、ドライバー、改修工事の仕事、左官、土木作業、大工など様々な仕事をしている人が存在しています。

美浦トレセンの求人の募集条件

美浦トレセンでの仕事内容についてはどのような仕事を選ぶかによっても変わってきますが、馬に関わる仕事がしたいという場合にはまずは競馬学校に通う必要があります。騎手になりたいという人はまずは騎手学校へ行くように、調教師、調教師助手、厩務員になるためにも競馬学校に通う必要があります。

馬に関わる仕事については美浦トレセンでは現在、求人サイトなどでは募集はしておらず、競馬学校卒業とともに美浦トレセンで働くというような流れになっているようです。

美浦トレセンではありませんが、同じく茨城県にある稲敷市の競走馬の調教・育成を行う牧場では以下のような仕事内容・募集条件を設けているようです。

◆仕事内容

競馬の調教や厩舎作業等を担当していただきます。

【主な業務】
・騎乗しての調教及び運動
・馬の世話、馬の手入れ等・飼料や堆肥運搬(軽トラック構内車)
・厩舎作業(馬房掃除、エサやり、水桶や飼桶洗い、飼葉作り、厩舎内や周辺の掃除等)

◆雇用形態

正社員

◆勤務時間

6:00~17:00 休憩時間180分
※5月~9月 4:00~17:00 休憩時間300分

◆休日

月4~5日程度(基本日曜日)
※当番制で日曜日に半日出勤する場合、振替半休あり
※年末年始5日、夏期休暇5日

◆社会保険

雇用保険・労災保険・健康保険・厚生年金

◆給与

月給:169,000円~(騎乗手当・皆勤手当含む)
※研修期間3ヶ月間は164,400円~
騎乗手当:20,000円~
皆勤手当:9,000円
住宅手当:8,000円~ ※通いの方のみ

◆待遇

年末年始休暇あり
夏季休暇あり
通勤手当(実費支給 上限あり 月額:10,000円)
マイカー通勤可(駐車場あり)
騎乗手当
皆勤手当
住宅手当
昇給(年1回 ※能力による)
賞与(年2回 ※前年度実績1~2ヶ月)

◆寮・社宅

単身寮あり
寮費:1万円/月

◆必要資格・経歴・免許

年齢:30才くらいまで (長期キャリア形成のため)
学歴:不問
免許:普通自動車免許(AT限定可)
経験:乗馬経験がある方

あぐりナビ

美浦トレセン求人情報の探し方5つ

以上でご紹介させていただいた通り、美浦トレセンで馬に関わる仕事がしたいという場合は基本的に競馬学校に行く必要があります。その他、馬に関わらない仕事の場合は下記のような求人情報サイトで美浦トレセンでの仕事を募集していることがあります。競馬学校にはいけないけど、美浦トレセンの中で仕事をしてみたいという人は求人情報で美浦トレセンで働ける仕事を探してみてもいいかもしれませんよ。

美浦トレセン求人情報の探し方その1「求人サイト」

実は美浦トレセンの求人情報は大手求人サイトにも掲載れています。Indeed (インディード)、求人ボックス、バイトル、ハローワーク、イーアイデムなどなど。しかし、募集期間もあるため求人サイトでの募集がされていない、もしくは終了してしまっている場合もあります。

Yahoo!のしごと検索では「JRA美浦トレーニングセンター 茨城県稲敷郡美浦村」などの希望条件を保存して新着求人を受け取る事もできます。美浦トレセンでの求人情報を見逃したくないという人はチェックしてみてはいかがでしょうか。

美浦トレセン求人情報の探し方その2「松風馬事センター」

茨城県稲敷郡美浦村の育成牧場「松風馬事センター」ではトレセンへの未入厩の新馬のゲート練習や体力作りなどを行っています。松風馬事センターでは公式サイトで求人情報が掲載されているだけでなく、応募資格についても初心者大歓迎となっています。どうしても馬に関わる仕事がしたいということなら松風馬事センターもいいかもしれませんよ。牧場の自社乗馬で乗馬の練習をすることも出来るそうです。

美浦トレセン求人情報の探し方その3「あぐりナビ」

あぐりナビは農業や牧場、酪農、畜産の求人を中心に正社員やアルバイトの情報が掲載されている求人サイトです。上でご紹介した牧場の仕事など、日本全国だけでなく海外の仕事についても紹介されているので海外に興味があるという人にもおすすめです。

美浦トレセン求人情報の探し方その4「第一次産業ネット」

第一次産業ネットもあぐりナビと同じように農業求人を掲載しているサイトです。第一次産業ネットの場合、林業・漁業の求人情報も掲載しています。就職・転職を考えている人はチェックしてみましょう。美浦トレセンではありませんが、地方競馬の「園田・姫路競馬長南和宏厩舎」の求人情報などが掲載されており、中央競馬ではありませんが競走馬に関わりたい、厩舎で働きたいという人はチェックしてみるのがおすすめです。

美浦トレセン求人情報の探し方その5「現地に行く」

一番見つけやすいのが美浦トレセンまで行ってその付近で求人情報を探すということではないでしょうか。美浦トレセンの近くにある飲食店で仕事をしてみたり、働いてみたり。求人情報で見つけた仕事が自分に合うとは限りません。しかし、現地に行けば自分でしっかりと判断することが出来ます。

まとめ

美浦トレセンの仕事内容や募集条件、求人情報の探し方についていかがでしたでしょうか?とても大きな施設の美浦トレセンには、馬に関わる仕事の他にも様々な人たちが働いています。

美浦トレセンで馬に関わる仕事をしたいと思ったら競馬学校に通って馬についての知識を身につける必要がありますが、美浦トレセンで働いている人たちが住む宿舎の清掃や食堂のスタッフ、軽作業や物流、ドライバーの仕事ならば特別な資格は必要なく、求人情報サイトからも募集することが出来ます。美浦トレセンで仕事がしてみたいという人は求人情報をこまめにチェックするといいですよ。

栗東トレセンの求人はある?資格が必要な3つの仕事を紹介

競走馬を管理、調教するトレーニングセンター、通称トレセンと言う場所があります。中央競馬に登録されている馬は「栗東」か「美浦」どちらかのトレセンに所属する必要があります。地方競馬の場合はまた違うトレセンがありますが、大きなトレセンとなるとこの2つが代表的なものになります。

2つのトレセンでは常時約2000頭ずつ馬が管理されており、かなり巨大な施設になっています。中で働いている人の数もかなり多く、騎手や調教師など様々な仕事があります。競馬ファンだけではなくても馬好きな人なら一度は馬と共に働ける場所を探したこともあるのではないでしょうか?毎日好きな馬と一緒に過ごしてそれが仕事になれば転職ですよね?

今回はトレセンの中でも「栗東」に絞って求人についてご紹介していきたいと思います。基本的に雑務以外では資格が必要になるので、簡単に働くことはできません。しかしそれでもどうしても働きたいという人に必要な条件を3つにまとめてご説明しているので、是非最後まで読んでみてください♪

栗東トレセンについて

まず最初に栗東トレセンの基本情報をご紹介します。栗東トレセンは滋賀県にある栗東市にあるトレーニングセンターです。甲子園球場40個分となる約150万平方メートルの広大な敷地です。敷地の中には6つのコースと坂路コースから成り立っています。その場のコンディションに合わせたコースで調教が行われます。

  • Aコース:芝1450メートル(障害専用)障害の数は6つで内側にはダートとポリトラック、外側が芝になっています
  • Bコース:ダート1600m 天候により馬場状態が大きく変化します。凍結の恐れがある時もハロー掛け実施することで使用することが可能になります。
  • Cコース:ウッドチップ1800m ウッドチップ馬場で材料はアカマツとスギが使用されています。クッション性、排水性に優れており転向による変化が少ないのが特徴です。また馬の足にも優しい馬場の作りになっています。
  • Dコース:芝1950m 手入れが行き届いた綺麗な芝が広がっています。
  • Dコース:ニューポリトラック2038m 芝と同じくDコースです。これは内側が芝、外側がニューポリトラックと分かれているためこのように表記されています。
  • Eコース:ダート2200m このコースでは発送試験が行われています。
  • 坂路コース:1085m 坂路コースの敷材はウッドチップを使用しており、現在最も利用頭数の多いコースです(多い日は1日1,000頭以上が利用します)。坂路の調教タイムはICチップを用いて計測しており、調教参考タイムとしてマスコミ等に発表しています。
  • 競走馬のスイミングプール:水深3メートル、幅3メートル、1周50メートル、水温26℃

主なコースは以上になります。その他にも厩舎や診療所など多くの施設があります。また施設内には住居スペースもあり、約500世帯2000名が暮らすことが可能となっています。

イベント・施設の見学について

栗東トレセンではイベント・施設見学を行うことができ3つのコースが用意されています。施設内を見学でき、名馬にも会えるコースが用意されています。

最初は「G1調教見学ツアー」です。G1に出場する馬たちの調教を見学することができるツアーになります。G1がないと開催されないので限定ですが、もし参加することができればサラブレットたちの走りを競馬場よりも間近で見ることができます。定員が18名で朝の集合もかなり早いので、しっかりとルールを守って応募してみましょう!

2つ目は「トレセン見学ツアー」です。普段はご覧いただけない調教コース等の見学を通じて、競走馬の前線基地であるトレセンの雰囲気を体感することができます。開催される頻度はかなり少ないのでタイミングが合わないとなかなか参加できないかもしれないですね。応募は簡単で定員も25名となっているので、まずは応募してみましょう!

3つ目は「ジョッキーと行こう!夏休み親子体験ツアー2019」です。ジョッキーと一緒に夏の思い出が作れるツアーとなっています。年に1度しかないスペシャルなイベントです。普段競走馬たちが走っている坂路の馬場を実際に走ったりすることができるので、とても良い思いでになります。ぜひ子供さんと一緒に参加してみてはいかがですか?

栗東トレセンで働く人々について

膨大な敷地の施設なので働いている人の数もかなり多いのが特徴です。常時約1400人のスタッフが働いてます。その内訳をご紹介します。本格的に栗東トレセンで働きたいならここを目指すことになると思います。

  • 騎手:約70名 騎手はレース当日に騎乗するだけではなく、依頼を受けて日々馬の調教の時も騎乗します。また厩舎に所属してその厩舎を中心に活動する騎手と、厩舎にな所属しない「フリー」の騎手が存在します。
  • 調教師:約100名 調教師は馬主からお願いされ競走馬を預かり、調教メニューや出場するレースなども決めます。もちろん馬主の人とも相談しますが、メニューなども決めるのでとても重要な役割を担っています。
  • 調教助手:約950名 調教助手は、調教師からの支持を受けて騎乗調教をします。また、調教師の代理として事務的な手続きを行うこともあります。
  • 厩務員:約250名 厩務員は調教師の指示を受けて担当馬の飼育管理、運動や手入れに馬房の清掃などの厩舎での作業を担っています。調教には騎乗しない厩務員と、調教に騎乗することができる「調教厩務員」がいます。

また調教時間は栗東トレセンでは夏は午前5時から9時まで、春・秋は午前6時から10時まで、冬は午前7時から11時までに調教をします。これは美浦とは少し異なります。寒さに弱い競走馬に合わせた時間設定となっています。

資格が必要な仕事を3つ紹介します

今紹介した4つの仕事は全て資格が必要になります。馬のことを熟知した人じゃないと仕事に就くことはできません。中には馬が練習するコースを清掃する仕事などが資格の必要がありません。しかし、それだけでは満足できないという方は資格を取ることを目指して頑張りましょう!より馬と深い係の仕事をするのは簡単なことではありませんね。

資格が必要な仕事①:厩務員

基本的にはJRAが管理している競馬学校を卒業し資格を取ってから厩務員になることができます。他にも資格が取れる学校がいくつかありますが、一般的にはJRAの競馬学校がメインになります。資格としては中学を卒業している者、またはそれと同等の学力を有するもの。さらに大きな条件としては「競走馬・育成馬・乗馬の騎乗経験が1年以上であって、単独騎乗による3種の歩法(常速、速歩、駈歩)ができる者」というものです。学校に入るためにあらかじめ騎乗の経験が必要になります。この騎乗をするための学校もあり、馬と仕事をする大変さが分かると思います。

試験に合格する人も多くはないのである程度の覚悟が必要になります。もし興味がある人は詳しい条件などを調べてみてみてください。厩務員とは言え馬のウォーミングアップを行ったりする大事な仕事が沢山あります。競走馬の中には1頭数億円の価値を持っている馬も多く、扱う人はかなり重要になります。そのため仕事に就くための資格もかなり厳しいのです。

資格が必要な仕事②:調教師

調教師になるために必要な資格は、中央競馬の調教師になるためのJRAと地方競馬の調教師になるためのNARの2つがあります。2つとも28歳以上という受験資格があり、すぐになれるような仕事ではありません。詳しい合格率は分かりませんが、かなり難易度が高い試験になるようです。基本的な流れとしてはJRAの競馬学校を卒業し厩務員になる⇒実績を積み調教助手になる。身近で調教師の仕事を見て学びながら28歳を超えたら調教師の資格を取るために受験し続ける。この流れになると思います。

①で紹介した厩務員も最終的にはこの調教師になりと思っている人が多く、目指すべき高い壁になります。実際に厩務員の資格は必要ないですが、身近で勉強してない人がいきなり合格できるような試験ではないと言われています。なので調教師になる一番の近道は厩務員になることだと思います。

資格が必要な仕事③:騎手

最後の資格が必要な仕事は「騎手」です。やはり競馬の中でも花形の仕事になりますね。騎手として活躍するのも難しいですが、騎手になることももっとも難しいのです。さらに言えば騎手の学校を卒業することも難しいですし、資格を取るための学校に入ることもかなり難しいです。

学校に入るための条件がいくつかあるのでご紹介します。

  • 募集:年に1度で定員は10名程度
  • 体重:生まれた年にもよりますが、多くても48kg以下
  • 視力:裸眼で左右で0.8以上
  • その他:他にもたくさんの条件があります

逆に厩務員と違い騎乗経験がなくても応募することができます。現に今ジョッキーとして活躍している松岡正海騎手や丸山元気騎手は学校に入るまで経験がなかったそうです。競馬学校は約3年間あり、その後騎手免許試験に合格しようやくプロの騎手になることができます。

まとめ

栗東のトレセンで働きたいと思ってもなかなか求人がないのが現状ですね。馬の世話や掃除などは全て厩務員の仕事ですし、それ以外となるとやはりコースの整備などになると思います。

競馬や馬が好きという人は馬に関わった仕事がしたいと思う人も多いと思います。今回紹介した仕事はトレセンでの仕事になりますが、他にも競馬場もあります。競馬場と言ってもやはり多くの仕事があります。飲食店の店員さんもそうですし、チケット売り場、観客席の清掃などもあります。また馬を生産する牧場でも仕事がありますね。牧場は資格がいらないものも多いので、ほんとに今すぐに馬にかかる仕事をしたいなら、牧場に問い合わせてみるのも良いかもしれません。

トレセンだけではなく馬関係の仕事は資格が必要なものが多いので、就きたいと思っても簡単ではないと思いますが気持ちが大事だと思うので、是非挑戦してみてください♪